子供の記憶力というのはスゴいので、「覚えよう!」なんて意気込まなくても日常的に接しているだけで簡単に覚えてしまうのですよね。拒否感さえ抱かなければ。
やなぎ家では最初に九九の表をお風呂に貼って暗記をしていたのですが、当然のことながらすぐに飽きてしまってやりたくなくなってしまいました。
まだ小1なので無理強いさせて拒否感を植え付けてしまうのは避けたかったのですが、練習をやめて全部忘れられるのももったいないなぁということで
やなぎ
と『算数忍者』のアプリを与えてみたところ、1ヶ月程度で完璧にマスターすることができました!
『算数忍者』を勧める理由。ゲームっぽさとシステムの作り込みが良い
ゲームとしての作り込みが頭一つ抜けている
動画を見て貰えればわかりますが、勉強アプリとは思えないほどのゲームっぽさ。算数忍者を勧める理由の7割ぐらいはこの「勉強ではなくゲームをしてる感じ」が出せているところです。ドリルを解くより遥かに楽しそうでしょ?
無料のアプリでも子供が楽しんでやっているのならそれに越したことはないんですが、もしそれが続かないようだったら最終手段として『算数忍者』が残っていることを思い出してください。九九のアプリはたくさん有りますがゲームに寄せて作り込まれているアプリの最高峰がこの『算数忍者』です。
各ステージをクリアするごとにガチャでカードが貰えるのですが、このカードもノーマル、レア、スーパーレア(キラキラ)と様々な種類が有り、子供のモチベーションを上げるのに一役買っていますし、繰り返しプレイすることが前提になっているので、ゲームを一周したぐらいでは全部のカードが集まりません!すぐにカードが全て揃ってしまい、覚えきる前にやめちゃったなんてことにはならないはず。
暗記しやすくするための細かいレベル分け
1の段から9の段までステージが別れているのは当然なのですが、その各段のなかでも更に細かくレベルが分けられており、苦手なところが集中して練習できるようになっています。
- 【練習】◯×1、◯×2、◯×3と1から順に出題
- 【修行】◯×1~◯×5までの前半だけがランダムで出題
- 【修行】◯×6~◯×9までの後半だけがランダムで出題
- 【試験?】◯×1~◯×9がランダムで出題
また、1の段から9の段まで全てのステージをクリアすると1×1~9×9までの全ての九九がランダムで出題されるモードが出てくるので、最終的にはこのモードを何回もクリアしてカードを集めることになります。
やなぎ家の勉強方法
子供に目標を伝える
九九を覚える理由やゴールが見えてた方がモチベーションを保ちやすいかなということで、まずそれを伝えました。具体的には以下。
- 九九はそのうち学校でいっぱいやることになる
- 九九が楽勝になれば授業も楽勝でハッピーな学校生活になる!
- ゴールは正確に覚えることと素早く答えられること
問題を解くときは口に出す。
記憶を定着させるときの定番ですね。「見るだけ」、「書くだけ」よりも「見ながら、口に出す」、「読みながら、書く」など複合的な動作をしたほうが脳が刺激され暗記効率がよくなります。
また『算数忍者』は答えが3択なので消去法で答えを出さないように、出題されたらまず式と答えを口に出して言う。それから答えを3択から探す、というやり方で解いてもらいました。
つまり、アプリで「2×3=」という問題が出たら、長女は「にさんがろく!」と口に出して答えてから、3択の中の6を探してタッチするという流れです。
勉強時間は1日10分で十分
画面を長時間見続けていると目の疲労が心配ですし、あえて時間を制限することで早く飽きてしまうことを防止します。気の済むまでやってしまうと次回やるときのモチベーションが低下してしまうので、勉強の途中だとしても止めさせて「まだやりたい」という気持ちを維持させましょう。
親は苦手なところをチェックして指示を出す
基本的には勝手にアプリをやってもらう投げっぱなしスタイルでいいのですが、たまに各段のランダム出題ステージをやらせて「間違えた問題」、「すぐに答えが出なかった問題」を親がチェックして教えてあげましょう。
7の段をちょくちょく間違える、6段の後半がパッと出てこない等、何が苦手なのか本人も気づいていなかったりするので、そこを親が把握して、次からそこをやって~と指示をすると暗記も効率的になるはずです。
途中までは無料なので、とりあえずやってみればいい!
2の段までの全てのモード(練習から試験まで)と、3の段から9の段までの「練習」は無課金でできますので、気になる方はとりあえずやってみましょう。
課金についても300円ちょいぐらいなので、本屋でドリルを1冊買うより安いです。
九九よりもまず足し算と引き算が・・・という方はそっちの方のアプリもあるので試してみましょう!