長女(小2)の能力において『スーパーエリート問題集』や全国統一小学生テストの結果から言えることは、「題意が正確に読み取れない」という読解力が不足しているということ。
国語の教材としては『トップクラス問題集』を使用してるんだけど(めったにやらないけど)、トップクラスは中学入試で点を取るための問題集であり読解力に焦点を当てたものではないので、ピンポイントな教材はないものかと探して見つけたのが『論理エンジン』なのです。
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『論理エンジン―読かい・作文トレーニング』とは
著者はカリスマ塾講師
どんなバックグラウンドを持った人間が作った教材なのかは気になるところ。
著者は東進ハイスクールの現代文・小論文講師で広島女学院大学客員教授の出口 汪(ひろし)。
やなぎ
教材の思想
論理エンジンとはなんぞ?
教材はどのような意図で設計されてるん?
ってのを調べるために公式サイトをしゃらっと読んでみたんですが、
問題は日本語で書かれているから読むことはできるけど、読めることと理解できることは別だよね。文章は論理で組み立てられているのだから、論理に着目しなくては文章を理解することはできないよね。
てなことが書いてありました。多分。(ななめよみ~)
というわけでですね、論理的な思考力を背景とした読解力の強化というのはボクが教材に求めるところでもあるので、ベストなチョイスだったと思われます。
なぜ論理エンジンを選択したか
論理を扱った小学生向けの教材ってのは他にも無くは無いんだけど、文の要素(主語・述語)とか品詞に重点が置かれているので、長女(小2)にはちょっととっつきづらいかなぁと思ったのです。
やなぎ
もちろん最終的には要素も理解せなあかんのですけど、まずは負荷が少なそうな教材ということで『論理エンジン』です。
『論理エンジン』の内容
問題集にあるのは12編の長文問題のみ。
やなぎ
長文なんだけど子供も興味を持てそうな内容なのでとっつきやすい。
長文1つあたり2ページから3ページのボリュームがあって、その後に問題が8ページ程度。
1つの長文に対して問題が8ページ!!??
と驚くかもしれないけれど、文字が大きいので実は問題数は少ない。
問題も難解ではないし、変に捻ったものも無い。ベーシック。
変哲の無い問題なので、どこらへんに論理的な要素が?って感じるのだけど、そこは別冊の解説を読もう。
レベルごとのねらいと各設問ごとに「論理的に筋道的に、なぜ正解となるのか」が書いてある。
『論理エンジン』を使って勉強する際の鉄則
これは親と子が一緒に取り組まないといけない教材だねー。
子供が解を出した際に、「なぜその解となりえるのか」を確認しなくてはならないから。
つまり、解を導き出した根拠、道筋が正しいかまで確認して初めてこの問題集を使う意味がある。
実のところ、問題自体はベーシックなものが多いので、「親が論理的に解説できる」のであれば『論理エンジン』ではなく他の問題集を使っててもいいと思う。
だけど、論理的に判断できる自信がないのであれば、この教材の解説を見ながら子供と一緒に確認していくのが良いんじゃないかなー。
ちなみに学年ごとに教材が用意されているので、買う前には学年に注意してね。
国語の教材ならコレもいいぞ!
長女の全国テストの結果
【2019年11月】全国統一小学生テスト(小2) 結果と反省【2019年11月】ワオ!の公開学力テスト(小2) 結果と反省