算数の授業が退屈でしょうがないなら『スーパーエリート問題集』でやる気を刺激っ!

  • 学校の授業の内容が簡単すぎる
  • テストは毎回100点
  • もっと上を目指したい or 難しい問題にはやる気がでない、すぐ諦める

子供がこんな感じなら、この問題集を使って勉強するのが良いと思います。


入学前にある程度準備をしてきたので、当然といえば当然なのですが、学校の授業の内容が簡単すぎてテストは毎回100点。
あまりにも余裕があるので、ひっ算や九九も教えたのですが、こちらも夏頃にはほぼ完ぺきになりました。
次は割り算を教えようかとも考えたのですが、普段の生活で使う場面が少ないと身にならないかなー?という懸念があったので方針を変更。

 

やなぎ

先に進むのではなく、今の知識を万全に使いこなせるようにしよう!

 

というわけで『スーパーエリート問題集 さんすう 小学1年』を長女に進呈。

 

ボク「長女ちゃん!全国の頭が良い1年生はこういう問題を解いてるらしいよ?」

長女「これが解けたらすごいってこと?」

ボク「そりゃもう! けっこうスゴいんじゃないかな?」

長女「じゃあやるー!」

やなぎ

ちょろい

スーパーエリート問題集について

希学園という難関中学受験専門の学習塾があるのですが、その塾の「最高レベル演習」コースで使われているテキストがこの『スーパーエリート問題集 さんすう』です。

別に中学受験を考えているわけではないのですが、今までに学び得た知識を上手く使いこなせるか確認するために、良質かつハイレベルな問題が欲しかったため、このテキストを選定しました。

あと、簡単な問題を解くのに慣れすぎて難しい問題に取り組むのに拒否反応が出てきたので、それを矯正する狙いも無きにしも非ず。

難易度

ハイレベルな問題ばかりがズラーっと並んでいる印象ですが、実は「標準レベル」「発展レベル」「トップレベル」と3段階にレベルが分かれています

各単元ごとに標準2ページ、発展2ページ、トップレベル2ページになっており、それが繰り返される構成。

発展、トップレベルの問題になると、計算をする前にまず「長い文章を読み、前提条件と要求されている回答を正確に把握し、式に落とし込む」という壁があるため、国語的な能力(文章の理解力)が無いと式すら立てることができません

はっきり言って題意を読み取るのは小1の国語のテスト問題より難しいので笑えます。

ふろく『どんぐり方式おもしろ文章題えかきざん』

スーパーエリート問題集 さんすう』を買うと付いてくる問題集なのですが、元々はこっちの方が欲しかった

著者は糸山泰造先生ですが、そんな名前は初めて聞いたという人は下の記事読んでください。学校のテストで100点とれるようなら100マス計算なんてポイーッ!ですよポイーッ! そんなのはさっさと卒業して本質的な頭の使い方をトレーニングしましょう。

100ます計算の弊害から目を逸らすな!糸山泰造先生の主張から考える娘の教育方針

小学1年生 良質な算数の文章問題集を探して見つけた『糸山メソッド 絵で解く算数』

糸山メソッド 絵で解く算数』と今回のふろくの方を比較すると、ふろくの方が簡単な内容になっています。

絵で解く算数は「低学年用」ということでちょっと範囲が広いんですが、ふろくの方は1年生決め打ちなので、やさしめの問題ばかりですね。

糸山メソッド 絵で解く算数』が解けるレベルなら今回のふろくは必要なし!

回答集

ハイレベルといえども所詮は小1レベル。大人なら簡単に解けるのですが、解けるからといって上手く教えられるわけではないという懸念があろうかと思います。

別冊の回答集は図入りで解説がついているし、何がポイントなのかというコメントも多量にあるので、それについてはそこまで心配しなくていいはず。

やなぎ

その解説で子供が納得してくれる保証はないですが…

問題集を使って勉強してみた感想

標準レベルは最初から簡単にこなしていましたが、発展・トップレベルの文章題についてはろくに読みもせず「わからないー」「何いってんのこれー?」とわめいていました。

やなぎ

学校じゃこんなややこしい長文問題でないもんね

まず問題文を口に出して読ませるところから始まって、次は問題文全体から「分かったこと」と「分からなかったこと」を娘の口から説明させる。それでもダメなら1文づつ区切って再度「分かったこと」と「分からなかったこと」を確認。最後はその内容を1つづつ絵に落としこんでいく

といった問題の細分化を一緒にやっていたら、次第に長文問題でも1人で頑張って取り組むようになりました。

要は情報を整理するトレーニングが不足していたので、情報量の多い問題を上手く処理できないって感じみたい。

現在でもやる気がない日は「わかんなーーいっ!教えてー!!」といってすぐ投げ出すこともあるんですけど

やなぎ

その問題は「わかんない」んじゃなくて「面倒くさい」だけだな。問題を読んで絵を描いて、それでもわかんなかったらまた聞きにきなよ

って言うと、しぶしぶ絵を描いてしっかり正解を出してきます。

ちなみに制限時間みたいなものは完全に無視。「時間内に点数を多く稼ぐ」のではなく「難しい問題を諦めずに最後まで取り組む」ことを重視しているため。集中力とやる気が無くなったら終了としています。

あと、解けないときは「わかることを全部絵にかけ!」というスタイルなので、方眼紙があると図形とか書きやすくていいです。

でかでかと書いた方が理解しやすいと思うので、ボクはB4サイズの方眼紙を使わせていますが、サイズは各自のお好みで。

やなぎ

A4はちょっと小さすぎる感じがするんだよね

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