【2018.12】工藤勇一校長先生様がありがたいことに本を出してくださいましたので、麹町以外の住民の皆様は血の涙を流しながら読むと良いと思います。
工藤勇一『学校の「当たり前」をやめた。』を読んで嫉妬の嵐が吹き荒れる。そしてボクは考えるのをやめた。
話題になっている教育改革の内容
- 宿題の廃止
- 制服の廃止
- 定期テスト廃止(範囲不明の実力テストが年5回。再テスト可能)
- 固定担任製の廃止
- 企業インターン、企業からのリアルな課題に取り組み解決を図る
- 文化祭、体育祭などを生徒が企画・運営
- 放課後は著名人、一流大学の学生の講義
やなぎ
下手な大学よりレベル高いワン
工藤校長ってどんな人?
- 東京理科大学卒
- 民間企業を経由せず中学教師へ
- 教育委員会、学校情報化担当チームの統括指導主事を経て2009年に麹町中学校校長に就任
- 優秀な教員のスカウトも行い、4年間で教員の3/4が入れ替える
公立中学が挑む教育改革(1)千代田区立麹町中学校・工藤勇一校長インタビュー
「人一生の育ち」を考える ’教育×経済’ 対話 第四回「21世紀スキルと働き方」
麹町中学校って?
公立ということですが平均年収が950万を超える地区であり、とんでもなく豪華な設備を有する学校のようです。
やなぎ
民間企業は経験されてないようですが、やり手の経営者のような徹底した合理主義者みたいだワン
社会に出れば異なる価値観を持つ人達と対峙するのに、「みんな仲良く」なんて上辺だけ取り繕うような教育をしてどうするのか。みんなが仲良くなることなんて無い。対立しながらも解決を図る方法を学ぶ必要があるだろうということでブレーンストーミングやKJ法を学ばせたり、宿題なんてできる子はやる必要が無いし、できない子はできないのだから意味がないと廃止したりと効果・効率・実用を重視した方針で非常に魅力的に感じます。
ニュースでは「じゃんけんで決めよう」と言った生徒が「なんで意見の対立をじゃんけんで決めるんだよ」とつっこまれており上位層と下位層の差が激しそう。上位層が卒業して社会でどのように活躍するのか、このような教育方針で下位層にどのような影響があるのか、工藤校長というカリスマが居なくなってもシステムが維持できるのかに注目です。