「鬼に金棒、社畜にOpenComm」のキャッチコピーでお馴染み、AfterShokz社の骨伝導オープンイヤーヘッドホン『Aeropex』!!!
知ってる?
みんな知ってるかなー?
え…?
そんなキャッチコピー聞いたことない…?
どちらかというと馴染みがあるのは『OpenComm』じゃなくて『Aeropex』の方だろ…ですって?
あ…そうなんだ…
社畜じゃない人たちってそういうイメージなんだ…
やなぎ
Contents
サイクリングに『OpenComm』でも悪くはないんだけど…
このまえ購入した『OpenComm』があまりにも快適すぎる装着感だったので、趣味のサイクリングの時もずぅぅぅっと『OpenComm』を着けてたんですが、マイクを画像のように折りたたんでると、マイクが耳にぷにっと接触しちゃうんですよね。
これはもう大変なことですよ。
耳がぷにっとしちゃうなんて。
かといってマイクを出したまま走ってると、「サイクリング中もオンラインで会議に参加しちゃう意識高い次世代のサラリーマン」みたいな風貌になってしまい、『DIME』とかで特集記事が組まれかねないので悩みどころ。
「そうですね、個人的には”仕事だから”とか”サイクリングだから”と明確に区切ろうという意識が無いのかもしれません。どちらも私の日常に深く溶け込んでしまっているので、自然とこういう形に落ち着いてしまったのだと思います」
みたいなコメントを考えとかないといけないよなぁ。
いやぁ困った困った。
仕事なんて日常に溶け込んでないし。
さすがにサイクリングと仕事は区切るだろ、って思うし。
…
……
ごめん!
困ってない!!
本当は全然困ってないわ!
別に耳がぷにっとしたから何だよって感じだし、
DIMEで特集記事も組まれないし、
サイクリングでも余裕で『OpenComm』使えちゃうわ。
余裕で使えちゃうんだけどさー
やっぱりモチはモチ屋てきな?
立てば芍薬 座れば牡丹 自転車こぐときAeropex!!!!のことわざにもあるように、スポーツするときやスポーツモデルを身に着けるのが美しさというもの。
やなぎ
『Aeropex』なんぼのもんじゃい!
パッケージ
付属品
- シリコンの収納ケース
- 充電ケーブル * 2
- 耳栓
やなぎ
シリコンの収納ケースはふにょんふにょんしてて面白い。
防護性能は低そうだけど『OpenComm』みたいにマイクが伸びてるわけじゃないので、頑丈なケース↓は必要ないのってことかな。
Aeropex本体
例によって例のごとく、充電端子がUSB Type-Cじゃない。独自規格。
Aeropexのために余分に充電ケーブルを持ち歩かないといけない…
でもまぁ今回は2本あるから、1本は家に置いておいて、もう1本はバッグに入れておくという運用が可能。
いちいちケーブル出し入れしなくていいのが救いか。
使い勝手はどうなんじゃい!
装着感
OpenCommが最高なので、「DSPマイクが無いOpenComm」ことAeropexも当然のことながら最高。
装着感の素晴らしさは筆舌に尽くし難い。
OpenCommを買ったときの記事にも書いたけど、
「ヘッドホンの圧迫感」と「イヤホンの異物挿入感」が無いってのは驚くほど快適。
っぱ大事なのは解放感なんですよ。
いいパンツは解放感をウリにしてるし
露天風呂も屋外で全裸になる解放感を楽しんでるようなもんだし
そういう流れでいうとイヤホンも耳を解放してるほうが気持ちいいに決まってるわけです。
つまり、全裸×Aeropexという組み合わせが屋外で音楽を楽しむための最適解ということ。
法律という高い壁を乗り越える必要があるけど。
ともあれ、従来のヘッドホン・イヤホンの装着感の悪さ、体への負担が当たり前になっていて、無意識で我慢している人って絶対めちゃくちゃいると思うんですが、
「そういや確かに考えてみるとヘッドホンもイヤホンも着けるの嫌だわ」
って人はOpenCommでもAeropexもどっちでもいいけど骨伝導まで選択肢の幅を広げると幸せになれるかもしんない。
やなぎ
メガネ(アイウェア)との干渉
Aeropexもメガネも耳にかけるので干渉が気になるところ。
個人的には、まずAeropexをつけて、その上からアイウェアを装着する(耳とAeropexの上にアイウェアのテンプルが乗る感じ)って流れなんだけど、どちらもズレや装着感が気になるようなことは特にない。
アイウェアのフィッティングがガバガバすぎる場合は、まずアイウェアを着けて、そのアイウェアを挟み込むように(かぶせるように)Aeropexを装着すれば、両方とも上手い具合にフィットするのでアイウェアの安定感も増すね。
もちろんAeropex単体なら何も問題なくフィットするので、飛んだり跳ねたりリングフィットアドベンチャーしたりしてもズレたり外れたりなんてことは無い。
やなぎ
フレームがラップランドチタンとかいう素材なんだけど、これがふにゃんふにゃんと強くもなく弱くもなく絶妙な力加減でフィットするんでズレないけれど快適な着け心地。
やなぎ
ちなみに画像のアイウェアはオークリーのジョーブレイカーです。
やなぎ
音質
「骨伝導とかよくわからん原理で本当にちゃんと聴こえんの?」
「音質悪いんじゃねーの?」
みたいな懸念が有ったんですが、実際のところ音質はまったく問題なし!
ビビるほどよく聴こえる。
オーディオマニアじゃないので細かい違いまではわからんけれど、『ATH-CKS660XBT CGD』と比較しても遜色なくクリアな音出すからね。
もちろん味付けは違うんだけど、音質で優劣つけろって言われても難しい。
悪の組織に拉致されて、Aeropexとイヤホンを同時に装着させられて、
「片方づつ音楽を流すからAeropexを音質で当てみろ。間違えた殺す」
みたいな状況になったら割と死ぬかもしれん。
やなぎ
少なくとも「こっちが音質悪いから骨伝導だわ!」みたいな即答は無理。
そもそもですよ?
ボクも含めてイヤホン使ってる人の95%ぐらいは音質なんてそこまで気にしてないでしょ??
ノイキャンしてまで音楽に没頭したい!みたいな欲求ないでしょ??
ボクたち(オーディオマニアでない民草)に本当に必要なのは装着するときにストレスが無いイヤホンなんですよ!!(悟り)
操作感
先にOpenCommを使っていたから気になっちゃうんだけど、Aeropexのボタン…操作しづらくね?
ボタンとボタンが隣同士でくっついてるから、「ん…?これどっちのボタンだ?」ってのがすぐにわからないのがちょっと…押しづらいし…
やなぎ
あと、操作系を
右:電源、音量
左:マルチファクション
で左右に振り分けたのも個人的にはちょっと使いづらいんだよなぁ。
サイクリング中に右手をハンドルから離すってのはよくあるんだけど、左手を離すケースはあんまり無いからさ。
やなぎ
次の曲へ送ろうとして右手を上げて、
「あ、違うわ。マルチは左だわ」
と思って右手下げて左手を上げて、とかやってると
ラッパーがYO!YO!ってやってるみたいで、なんか恥ずかしいんだよね。
「あんた!自転車のるのかYO!YO!ってしたいのか、どっちかにしなさい!」って怒られそうだし。
やなぎ
AeropexとOpenCommの比較
OpenCommもAeropexも兄弟機みたいなもんなので、基本的な性能の高さは変わらない。
比較表
OpenComm | Aeropex | |
Bluetooth | 5.0 | |
プロファイル | A2DP,AVRCP,HSP,HFP | |
音楽再生時間 | 8時間 | |
マイク | デュアルDSP ノイズキャンセル |
マイクは有るが 詳細な記載無し |
重量 | 33g | 26g |
通話時間 | 16時間 | 記載なし |
充電時間 | 60分 | 120分 |
電池容量 | 170mAh | 145mAh |
防水 | IP55 | IP67 |
Aeropexの方が軽くて防水性能が高い。
IP67の「7」の方が水からの保護性能を示してるんだけど、「7」だと水の中に沈んでも大丈夫なレベル。
だから雨やシャワーをかけたぐらいだと全然平気って感じ。
ちなみにOpenCommはIP55で「5」なんだけど、これは水の中NGです。
シャワーぐらいならいけるけど、バケツとかでバッシャー!!と水かけられると危ういかも。
あとノイキャンマイクが無いので通話性能は低いけど、スポーツモデルのAeropexに通話性能を求める人はいないだろうからどうでもいいよね。
やなぎ
外観比較
パッと見だとマイクが有るか無いかぐらいの違いしかない。
(操作ボタンと端子が微妙に違うけど)
まとめ
スポーツモデルのAeropexは装着感が最高
オープンイヤーで耳が幸せ。
それでいて音質も良いし、軽くて防水性能も高い。
サイクリング × Aeropexは無敵だ!
やなぎ
社畜にはOpenCommだ
一日中ビデオ会議してる社畜マンはノイキャンマイクが付いたOpenComm一択だ!
ボクの個人的2021年社畜ガジェットランキングぶっちぎり1位だ!(これはガチや!)
妻にとられた
妻は外出時に『SOUNDPEATS Truengine 3SE』を使ってるんだけど、
「耳からポロッと外れる」
「声をかけられたときに気づけない」
ということで不満を抱いていたらしく、日中はボクのAeropexを勝手に持って行ってしまうように…
やなぎ
えぇぇ…日中はOpenComm使って仕事してるからいいんだけどさ…
休日にサイクリング行くときは返してぇ…