えらいぞベネッセ!
よくこのサービスを提供した!
絶対にいるはずなんだよ。
子供を読書好きにしたいんだけど
「どんな本を与えればいいのかわからない」
「本を買い与えてるのに読んでくれない」
「そもそも本に興味がまったく無い」
って困ってる親が。
国語の成績を上げたい。だから「国語の勉強をしよう」が今までの教育のスタンダードだったのだけれど、そこを見つめ直して「読書が好きになるような仕組みを作ろう」っていうのは素晴らしいアプローチ。
読書が好きなのに国語の成績が上がらない、とか有りえないもんね。
そもそも、読書もとい読解力は国語に限らずありとあらゆるものの基礎。
人類が今までせっせと残してきた膨大な知識・技術があるのに、それを利用できないなんて現代社会においてとんでもないハンデだよ。
読解力が無いってのは目隠しして手足を縛られてるのと同義。
いわゆる縛りプレイだね!?
やなぎ
「いや、俺んち庭から石油でるから。え?困ったとき?そんときは札束で頬をパーーーン!」みたいな石油王の一族以外はちゃんと読解力鍛えておこ?
読書の楽しさを覚えて、読解力を養っておこ?
そもそも読書って娯楽だしさ? 娯楽が多い人生のほうが楽しいじゃん。ね?
というわけで、『グリムスクール』です。
長女(小2)をつれて行ってきました。
『グリムスクール』ってなに??
ゲーミフィケーションされた読書体験
少人数のグループで同じ本を読み、みんなでその本に関する課題(作戦)をクリアしていくっていうゲーミフィケーションされた読書体験です。
こんな感じ
1人で本を読むのがつまらなくても、みんなでワイワイあーだこーだやるのは楽しかったりする!これが全てだ!
大人の感覚からすると、本当に面白いのかよ…って内容なんだけど、よく考えると子供なんてババ抜きとか神経衰弱でも楽しめるんだから、これでも十二分に楽しいんだよ!
72の『作戦』
グリムスクールでは『作戦』と呼ばれるゲームによって授業が進みます。
読解力以外にも、語彙や漢字、てにをは、擬音、接続詞など、かなり広い範囲をカバーするのでテスト対策としても抜かりない感じ。
そんな数ある作戦の中でも「なりきり日記」や「きみはどう思う?」、「スピーチコンテスト」のような自分の考えを纏めて、他者に伝える。理解してもらうというアウトプットまでカバーしているところに好感が持てる。
学校の授業や学習塾、通信教育でフォローしきれないけど重要なポイント。
ここに注力できるのがグリムスクールの強みなのでは。(ぶっちゃけ「漢字」とか「てにをは」なんてここでやらなくてもいいとすら思う)
課題図書
ベネッセが何らかの調査で、「こいつはいいぞ!」って評価した良書が選出されているはずなんだけど、選出された理由、基準は教えてくれなかった…残念。
グループは学年別に分かれていて、初級・中級・上級の3コース。
本人の読書レベルに合わせてクラスの移動は可能。
ちなみに初級コースの長女(小2)は、こんな感じの本を読んでる。
50ページ近くあるので国語の教科書の物語文と比較すると、かなりボリュームがある感じ。
何が評価されてこの本が選出されたんだろう…気になる…
やなぎ
入会する前に無料体験をしよう。早まらないでね!
無料といいつつ実際には書籍代+αでトータル2000円ちょい金はかかるんですが、入会しちゃった後で「うちの子ぜんっぜん楽しめてないやん…」ってのが発覚すると無意味かつ金額的損失が大きいので、やはり最初は体験ですよ?
まず体験に行って、楽しめそうならやる。
楽しめなかったら他の手を考える。
この方向性で行きましょう。
楽しめないのに無理にやらせて読書嫌いになるのが最悪のパターンですからね!!??
読解力を鍛えたいからって無理強いするのは絶対ダメ!!
やなぎ
ちなみにグリムスクールっていう教室があるんじゃなくて、全国各地の学習塾でグリムスクールっていう授業をやってるっていう感じ。
だから「グリムスクールなんて塾、見たことないぞ?」って思っていても、実際には近くの塾でやってたりするよ。