大人のためのナイトプラネタリウム『Starry Nigh 夏』
~音楽とアロマに包まれたスペシャルプログラム~
なんていうオシャンティーなイベントが新潟県立自然科学館で行われるっていうものだから、驚いたあまり脊髄反射で予約を取って1人で行ってきたわけです。カップルの巣窟へ。
(割と幅広い年齢層でカップルだけじゃなかったけれど、1人はさすがにあんまりいないね)
7/12(金) 19:00開始と、20:00開始の2回
025-283-3331に電話して予約を取りましょう
ちなみに[秋]は10/26(土)、11/8(金)開催予定で予約開始は9/1から
新潟県立自然科学館へのアクセスと入場
アクセス
ナイトプラネタリウム観覧の際の駐車場は第1(自然科学館の敷地内)と第2(科学館と運動公園野球場の間)だけです。
自然科学館北側の駐車場は夜間施錠されるので注意!
入場
上映開始の30分前ぐらいから入場開始。
並ぶところは屋根があるので雨が降ってても大丈夫。
建物内に入ってすぐの所に受付の人がいるので、名前を言って料金を支払います。
オススメの席はプラネタリウム入ってすぐの後ろ側の席。
席はめっちゃリクライニングが効いていてめっちゃ倒れるので、どこでもいいと言えばどこでも良いのですけど、やはり後ろ側の方が見やすい。
『Starry Night 夏』のプログラム
プログラムは画像の通り。
「天体に関する説明」と「音楽」が交互に繰り返される構成になっており、最初は自然科学館の屋上から見える星空の説明からスタート。
すっごくオシャレなコンセプトなんで、スタイリッシュな進行になるものと思っていたんですけど、
「これは当科学館の屋上から見える星空です~」
「東の空に見えるのは~~~、いて座がどうのこうの~~~」
やなぎ
あと前説で「既にアロマを焚いている」って言ってたのに、アロマの香りが皆無。
アロマキャンドルの周り全てを空気清浄機が取り囲んでいるのかな?ってぐらい、なんの香りもしてこない。
ここで既にコンセプトの半分が壊滅。
大丈夫か!?いけるのか自然科学館!?
「それでは音楽と共に星空をお楽しみください…」
やなぎ
星空が~~♪うんちゃらかんちゃら~~~♪
唐突ですが、星座と言えばギリシャ人。
髪の毛がくるっくるの濃ゆい顔の人。わかります?
テルマエ・ロマエみたいな?
そう!それ! ↓これ(ローマ人じゃんっ!)
星座の説明のときに必ず出てきますよね。ギリシャ人。
いて座だと弓持ってる人として。
まぁ、こんな人が星座ごとにわんさかいるわけですよ。
そしてプラネタリウムに映るじゃないですか。この人たち。
これがですよ、音楽と共にぽわん、ぽわんと次々と映し出されて、
クライマックスには星空全てをギリシャ人が覆いつくす異常事態に。
やなぎ
星が見えない!ギリシャ人しか見えない!
全っ然リラックスできない!
視界が全てギリシャ人に埋め尽くされるという悪質な電脳ハック。
助けて!草薙素子!
power pointのアニメーション機能を知った小学生の悪ふざけみたいな星空で精神に深刻なダメージを負い、ノックアウトされる寸前で1曲目が終了。
やなぎ
1曲目が終わるとですね、次は太陽がテーマの解説になりまして、
夏至がどうたらこうたら~、太陽は天照大御神がどうたらこうたら~という流れからの
「アマテラスと言えば伊勢神宮」バァーーン!!
(星空に突如として映し出される伊勢神宮のどでかい写真)
「伊勢神宮といえば夫婦岩」ズバーーーーーン!!
(星空に突如として映し出される夫婦岩のどでかい写真)
やなぎ
なんなんだこの揺さぶりはっ?ボクはプラネタリウムを見に来たはずだったのに?
もう曲も全然耳に入ってこないぜ!
(コンセプト全壊滅)
あとはもう自然科学館のやりたい放題で、
ボクたちは自然科学館の屋上の星空を見ていたはずなのに、いきなりロンドンの西方200km地点にあるストーンヘンジへ拉致られて、
「ストーンヘンジはこういう風に穴が掘ってあって…」
「こんな大きさの岩が…こんな配置で…」
「この岩の名前はヒールストーンって言って…」
やなぎ
ストーンヘンジのレシピ聞かせてどうするつもりやねん!
作らないし!
ここにいる人で「あー、明日晴れたらストーンヘンジ作ろっかな~」とか思ってる人いないし!
くそっ!一体何なんだ!?ボクは本当にプラネタリウムに行っていたのか?
なんだか悪い夢を見ていたみたいだ…
(やなぎ・・・
それにしても、プラネタリウムは広大だわ
もうすでに、私たちの知らない次のプラネタリウムが、生まれ始めている)
やなぎ
大人のためのナイトプラネタリウム『Starry Nigh 夏』
~ギリシャ人とストーンヘンジに包まれたスペシャルプログラム~
おススメです。500円です。