前年度に長女が全国の小学校で実施される標準学力検査「NRT」で満点を取ってきたのですが、別に難易度が高いわけでもないようなので、もうちょいレベルの高い全国規模の試験はないかと探した結果、見つけましたよ?メジャーなやつを。
その名も『全国統一小学生テスト』
今はこんな試験があるんですねー。初めて知った。
日本全国、そこら中に試験会場があって、しかも無料で受験できる。ハラショー!
この前のNRTごときで慢心して勉学を軽んじるようになっては困るので、上には上がいることを身をもって知ってもらうために長女に受けてもらうことにしたわけです。『全国統一小学生テスト』
Contents
タイムスケジュールと当日の流れ
NSG教育研究会の教室にて受験。
【09:00~09:30】解答用紙配布。用紙に名前や受験番号等を記入
【09:30~10:00】算数のテスト
【10:00~10:10】休憩
【10:10~10:40】国語のテスト(終了後、解散)
保護者に対して何か説明とかあるのかと思いきや、特に何も無し。
大部分の保護者は子供を送り届けたらすぐに帰宅した模様。会場に残ったのはボクともう一人だけ。
パンフレット読んだりして時間を潰す。
教室には小1が3人と小2が2人しかおらず、だいぶ寂しい感じ。みんな塾生ではなさそうだった。
実際に試験を受けて感じたこと
問題用紙と回答用紙が別々になっている
学校のテストって、テスト用紙にそのまま回答を書き込みますよね。
でも全国統一小学生テストはそのようなテストと違って、「問題用紙」と「解答用紙」が別々の冊子なので、初見の子は「え?これって答えをどこに書けばいいの?」と戸惑ってしまう可能性が非常に高い。
ただでさえ問題数が多いテストなのに、解答の仕方で悩んで時間をロスしてしまうと最後の問題までたどり着けない。
統一テストを受ける前には、こういった解答パターンを経験させておいた方がいいと思います。(塾に行っている子は過去問やら対策テストを受けるので大丈夫だと思いますが)
小学校1年生、2年生は解答が記述式
小1、小2は解答を自分で書き込む方式です。(マークシート方式は3年生から)
マークを塗りつぶすわけではないので、数字を書くのか、記号を選ぶのか、単語を書くのか、〇をつけるのか、問題をよく読んで判断しなくてはなりません。
せっかちで問題を最後までちゃんと読まないと、解答欄に変な解答を記入する可能性があります。
あるというか、実際にうちの娘は何か変な解答を書き込んだようなんですけど…
やなぎ
今回は立ち合いの先生が「そこは記号を選んで書くんですよ」と教えてくれたみたいで、ちゃんと修正できたみたいなのですが、受験者数が多い教室では先生もそこまで手が回らないと思いますので、日頃から「どうやって答えるのか」を意識して問題を解かせた方がいいですね。
会場に時計が無かった
試験会場に時計がありませんでした。全部が全部そうなのかわからないですけど。
あったところでうちの娘は時間配分を考えて取り組むスキルは無いので別に問題ないのですが、もし日頃から時間を意識して問題を解いているお子さんであれば、時計は自分で用意しておいた方がいいです。
受験票の持ち物の欄に「時計」の記載は無いんですけど、実際に持ち込んでいる子がいたのでルール的に持ち込みはOKなはず。
ちなみに10分前とかに先生が声をかけてくれるので、時計が無くても致命的なことにはならないかな。
時間が圧倒的に足りない
宗教上の理由(アンチ陰山派の糸山流)によって、普段の勉強スタイルが「スピードよりもじっくり最後まで取り組む」スタイルであるため、今回みたいな「短時間で数をこなす」テストに対応しきれなかった感が、ある。
言ってしまえば「難しい問題を飛ばして、できる問題だけ先に答える」ってだけなんだけど、これは普段から意識して問題に取り組ませていないと即座に対応できないよね。言われたからってすぐできるわけじゃない。
あと普段の学校のテストが「簡単すぎて時間が余ってしまう」タイプは、こういった「時間内に全問終わらない」という状況を経験してきていないので、このプレッシャーによりケアレスミスを誘発するってのは絶対あると思う。
難易度はそれほどでもない
算数については普段使っている『スーパーエリート問題集』の方が遥かに難しい。
厳密に言うならスーパーエリートのトップレベル(☆☆☆)問題よりは簡単。統一テストで出てくるのは☆☆レベルぐらいじゃないかな。
国語は『トップクラス問題集』のハイクラス~トップクラスレベル相当に感じる。
どちらにしても、これらの問題集が解けるのであれば統一テストの問題も余裕で解けるはず。(時間との勝負だね)