ロードバイクに興味を持った人がうかつに見てはいけない漫画とかアニメ

社会人になってから全然運動してない…体力やばい…何か運動はじめないとヤバイのでは…?

手軽にできるのはマラソンだけど、マラソンの何が楽しいのかわからない!つらくて苦しいだけ!走ってて楽しいと思ったことない!的な人は結構いると思うんですよ。結構というか、まぁ、ボクのことなんですけど。

そんな人は、もう、これです。自転車ですよ

みんな乗れるし、手軽だし、膝壊さないし、ほら、ハードルめっちゃ低い!

そんでね?どうせならママチャリじゃなくて、ちょっと良い自転車を買えばね、世界が変わる!

「え?うそ?めっちゃスイスイ進むんですけど!?このスピードやばくない!?」って感じでアドレナリンとかドーパミンとかイイ感じのヤツがドッパドッパ溢れてきて、ペダルを踏みこむと同時に口元が緩む。いわゆるヘブン状態!

あとめっちゃ痩せる。あれ?もしかして最近やなぎ、水とマリファナしか口にしてない?って心配されるぐらい痩せる。(逆に不健康)

マラソン走ってるとランナーズハイになって気持ちよくなってくる、とか聞きますけど、ボクは生まれてこのかた一度もなったことないですよ。ランナーズハイ。でもね自転車はね、なるよ!ハイになる!しかも割とすぐに!

でも良い自転車って値段の方も良い感じなんで、全然、そんなすぐに買ったほうがいいとかは言わないです。ほんと、ほんの少しだけ頭の片隅に置いておいてもらえれば……そう、頭の片隅に置いてもらって、ちょっと下の漫画とかアニメを見たりしてくれれば、ボクの方はそれだけで十分っていうか、満足なんで…。自転車は買わなくていいんで…ほんと最悪『のりりん』だけでも読んでくれれば…。

【漫画】『のりりん』全11巻 作:鬼頭 莫宏

もうダントツ1位はこれ。ぶっちぎり。これを読んでおけば間違いない。

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

「 クロスバイクを買うつもりだったのに、ショップの中で組み上がっていたのはボクのロードバイクだった」

漫画自体は怖くないけど、読んだ人に怪奇現象が起きる

あ、待って!?気付いちゃった!?作者が「鬼頭莫宏」だって気付いちゃった!?逃げないで!大丈夫!だまし討ちしようとか考えてないよ!

ほんと大丈夫!誰も死なないから!(伝わる人には伝わる)

なるたる』とか『ぼくらの』と違って安心して読めるから!連載中はみんな気が気でなかったけど!!!!

ほんと連載期間中は2chでみんな疑心暗鬼になってて「きっと〇〇が事故って死ぬんだ…」とか「実は事故って植物人間になった奴の昔の話なんだ…」とか自分たちで作った幻影で苦しんでいたけど、普通にほのぼのした感じで完結したから!

だからね、漫画自体は怖くないんだけど…でもね?読み終わった後ね?

いつの間にか家の中にロードバイクが発現するという怪奇現象が起きるの!怖い!

お金も20万円ぐらい消えてたの!超怖い!!!

この本を勧めた友人4人にも同じ現象が起きているから、かなりの確度で起きるよ!(そんなメンバーみんなで佐渡ロングライドにも行ったよ!超たのしかったー!)

車もバイクもあるのに、それでも自転車を選ぶ理由

この作品の主人公は28才の社会人「丸子(まりこ)」くん。見開き2ページを丸々使って自転車乗りの悪口を言うほどの自転車嫌いなんだけど、とある事情で免許取り消しになってしまい、車で通勤できなくなってしまう。

そんな時に出会ってしまったのが「どんな手を使ってでも他人を自転車に乗せたい」自転車狂と、その娘の自転車大好き女子高生。

丸子の友人たちは意気揚々と自転車を買ってしまって外堀を埋められ、丸子は嫌だ嫌だと言いながらも自転車通勤を始め、次第に自転車の魅力にどっぷり嵌っていってしまうというストーリー。

勝った負けたのレース展開もあるにはあるんですが、この作品の根底にあるテーマは一貫して「自転車を楽しむ」ということ。

作中では「速い奴が偉い」、「ロードバイクはママチャリよりも上」のような考えを幾度となく否定していて、自転車は楽しむために乗るんだという軸は絶対にブレない。

そうなんです。あくまで日常の中に、ボクたちのありふれた生活の中に自転車という素晴らしい楽しみがあるんですよ、というささやかな提示。(ささやかとは言っていない)

ロードバイクの「踏み込んだ力が無駄なく推進力へと変換される」機能の美しさ。

自分の足で、自分の力だけで日常の域を飛び越えたスピードに到達する高揚感。

仲間と共にゴールを目指して走る楽しさ、疲れ切ったときに食べるコンビニおにぎりの途方のない旨さ。

自転車大好きベテラン人気作家がその筆力を持って、溢れる愛で、ロードバイクの魅力を余すことなく描いてしまった結果、とんでもない威力のロードバイク布教漫画が産み落とされてしまったというわけなのです。

ママチャリしか知らない人っていう人にこそ読んでほしい

これからロードバイクを始める人のために懇切丁寧に散りばめられたTIPSの数々。

ロードバイクはどう選べばいいのか?最初に必要なものは?服装はどうしたらいい?交通ルールは?グループで走るときは?雨の日は?

等々、ガイドブックを読んだりお店の人に聞かなくても、この漫画を読むだけでもうロードバイク始められちゃう。

趣味としての、楽しみとしての自転車の魅力を、これほどまでに面白く描いた漫画は他には無いと思うので、ほんの僅かでも自転車に興味が出たら、まず最初にこの『のりりん』を読んでみてください。超おススメ。

特に効率が大好物な工学系の人とか、自分だけのワンオフ機体が好きな人には物凄く刺さると思う。

【アニメ】『ろんぐらいだぁす!』 原作:三宅大志

やはり自転車は動いてなんぼ。回る車輪に流れる景色、サイクリングの雰囲気を掴むには漫画よりアニメかな?ということで、『ろんぐらいだぁす!』(⇐アニメ)です。

漫画もあるけど、ボクはアニメの方が好き。作画は割と崩壊するけど自転車は3Dモデルだからカッコイイよ!?

女子大生のグループがキャッキャウフフなサイクリングアニメ

趣味らしい趣味がない女の子の亜美は、大学に入学したことをきっかけに何かを始めようと考えていた。そんなときに可愛らしい折り畳み自転車を見つけ、一目惚れしてしまい、自転車を始めてみようと決意する。

その後、なんだかんだで同じ大学にいる幼馴染や先輩達と一緒にチームを作り、サイクリングして美味しいものを食べてキャッキャウフフな感じになる作品です。ゆるい。『ゆるキャン△』のサイクリング版みたいな感じ。

のりりん』は登場人物がほぼみんな社会人なことに加えて自転車狂までいるので、めっちゃ高い自転車乗ってたり、めっちゃ高いパーツ使ってたり、「現代最強が史上最強ではない」と、今では作られていないインチキエアロフレームとかも出してきてブルジョワな感じがあるんですが、こっちの『ろんぐらいだぁす!』は主人公が大学生なので割とリアルな庶民感があってとても良い。自転車のためにせっせとバイトするし、最初は折り畳み自転車だし。

でもね、でもねー!やっぱりロードバイクが欲しくなるんだなぁ!亜美も!

主人公機乗り換えは自転車作品の華。『のりりん』は借り物のロードバイクを返上して、チタンフレームから新たに組み上げたロードが主人公機になったけれど、『ろんぐらいだぁす!』は折り畳み自転車から型落ちで安くなったロードバイクへの乗り換え。いいわー。リアルだわー。

それにしてもコレ見てると本当に羨ましくてたまらないよ。みんな学生で時間はあるし、同じ大学ですぐ集まれるし…

ボクも学生の頃に自転車始めてればよかった…しまなみ海道いきたいよ…

【アニメ映画】『茄子 アンダルシアの夏』 原作:黒田硫黄

のりりん』と『ろんぐらいだぁす!』によって、今まで抱いていた自転車のイメージが一新され、ふつふつと興味が湧いてきたと思うのですが、そうなってくると次は「プロのロードレース」がどんなものなのか気になってきますね?

大丈夫です。プロのロードレースもちゃんとアニメがあります。

それが!『茄子 アンダルシアの夏

主人公ぺぺはひたすら走っていた。照りつける熱い陽射しの中を、南スペインの乾いた道を。 “ブエルタ・ア・エスパーニャ”。“ツール・ド・フランス”と並ぶ「世界三大自転車レース」の一つ。勝利に恵まれず、レースの真っ只中、解雇を言い渡される。やがて生まれ育ったアンダルシアの村にさしかかる。そこでは、兄アンヘルと、かつての恋人カルメンの結婚式が行われていた。幼い頃、兄と取り合った1台の自転車。そして奪い合った恋人…忘れたい恋、忘れたい戦い、忘れたい土地から、遠くへ行きたい。ゴールへ近づくぺぺの心に様々な思いがよぎる。突然、ネグロという黒いネコが道に飛び出した。予想を裏切り、レースは思わぬ方向へ進んだ。果たしてぺぺに輝きの瞬間は訪れるのだろうか。

実はアニメに興味がない人でも親しみやすい作品なのです

レースと並行して描かれる人間ドラマ。渋くてメロウな感じの作風なのでとっつき辛そうなんですが、実はアニメ好きじゃなくても親しみやすい作品なのです。

なぜならば、監督・脚本・キャラクターデザイン・作画監督がスタジオジブリの高坂希太郎!つまり、ほぼジブリ作品!これだけでもう一般の方がアニメに感じるハードルはほぼ無くなったはず! 更にダメ押しで主人公の声優が大泉洋というサービス精神。(しかも結構上手い)

つまりですね「スタジオジブリ」の「水曜どうでしょう」が『茄子 アンダルシアの夏』なのです!(嘘とは言い切れないレトリック)

ほらもう見たくなってきたでしょ?しかも映画なのに50分も無いぐらいの短さなのでサクッと見れます。ちょうどいいなー。ちょうどいい作品だなーコレは。

ろんぐらいだぁす!』は無理でも、これなら彼女と一緒に見れるね!

「やなぎから教えてもらったんだけどー、これ、ジブリの映画なんだってー。知ってるー?」とか言いながら見てさ、「え?自転車とられたからって弟の恋人とっちゃダメでしょ?この兄貴やばくない?サイコか?」とか「兄貴に乗り換えたこの女はどの面さげて弟に会いに来てんねん。なんで爽やかな笑顔やねん!」って突っ込んでほしい。ほんとやりたい放題だなこいつら。これがリア充なのか?

ちなみに続編(『茄子 スーツケースの渡り鳥』)もあって、こっちは舞台が日本なので更に親しみやすいよ!(栃木のジャパンカップサイクルロードレース)

アニメは大体Amazonプライムの無料体験で見れるんだけど、たまに無料じゃない時があるんで、そういう時は無料トライアル実施中!<U-NEXT>で探してね!U-NEXTだとここらへんの作品はいつでも無料の設定になっているはず。

 

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