流木焚き火は秋の季語。ウソです。やなぎです。え?得意料理ですか?焼き芋ですね(斬新)
あー、はいはい、わかってるわかってる。言いたいことはわかってる。「ゆるキャン」見ただろって言いたいんでしょ?
やなぎ
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」やったかって?
やなぎ
超インドア派なのでキャンプをしたいってわけじゃないけど、焚き火ってめっちゃ面白そうじゃない?という興味がじわじわと湧いてきて、最近気がつくと「燃えやすそうかどうか」というヤバい視点で物を見るようになっていたボク。眠っていた放火魔の才能がついに!?
このままではいけない!愛する人たちが暮らすこの街を火の海にするなんて!ボクにそんなことをさせないでくれっ!くそっ、ダメだ!抑えきれないっ!!!この衝動を止めるには、もうこれしかない!
っていうのっぴきならない理由でみんなを守るために『焚き火台 LOGOSピラミッドTAKIBI』を購入しましたって妻に言ったんですけど、足をグリって踏まれました。グリーッて。ひどい。街が燃えるよりよくない?ここが第二の冬木市になっちゃうよ?英霊来ちゃうよ?
冷静になって考えてみるとですね、火をつけて物を燃やすってのがつまらないわけがないんですよ。火遊びがキライな子どもとかいます?いーや、いないね!絶対面白いもん。焚き火とかもう約束された勝利の遊びですよ。シーズンオフの海岸でやりたい放題ですよ。以下利点。
1.人がいないので煙とかで周りを気にしなくていい
2.水あそびして服が濡れても焚き火で乾かせる
3.マシュマロ焼いたり焼き芋焼いたり楽しくて美味しい
4.残ってる花火とかで〆るのもオツ
愛すべき流木焚き火用アイテム
ボクが焚き火のために用意している道具。
必須なのはライター、そして『文化たきつけ』
『文化たきつけ』というのは着火剤のことです。上手い人は麻縄をほぐしたものだったり丸めた新聞紙とかで火起こしをしちゃうみたいですが、初心者には 厳しい。ボクには出来なかった…。
焚き火なのに火が着かないというのは避けたいので個人的は着火剤は必須。
やなぎ
念には念を入れてチャコールスターター。略して『チャコスタ』
チャコールスターターというのは簡単に炭に着火させるための道具なのですが、炭が燃やせるなら流木だって燃やせます!
ボクが使っているのはこのグリーンライフのHOT-150。こいつは燃え尽きなかった炭を消火させるために密閉用の蓋も付いているのが他のチャコスタと違うところ。
燃え尽きなかった炭はゴミとして持ち帰らないといけないのですが、そんなの熱くて持てないじゃないですか。ゴミ袋に入れようとしてもゴミ袋が燃えちゃうじゃないですか。だから、こいつに入れて消火させて持っていくのです。この炭は次回また使えるので、またすぐに焚き火するなら入れっぱなしでOK。
コンパクトなのを追求したいなら、折り畳み式のチャコスタがいいね。
あとは火ばさみと革手袋
炎をうまく維持するために燃えている木を動かす必要があるのですが、そのために火ばさみがあるといいですね。ボクは100均で売っている長めのトングを使っています。あと火傷するのがいやなので革手袋。チャコスタを掴むときにも革手袋があると安心。あ!それと、「うちわ」とか風を送るアイテムもあるといいね。
ほんとはちゃんとした『火ばさみ』が欲しい…数百円なんだから買ってもいいんだけど…
あとうちわじゃなくて『火吹き棒』も。ふーふーしたい。
高いと思ってたら200円じゃん!? やっぱ買おうかな…どうしようかな…
って悩んでたけど買ったわ…火吹き棒…無駄に2本セットのやつを!
革手袋があれば結構無敵なんだけど、これ地味に高いんだよね。高いヤツだと千円超える。安いのは数百円だけど。焚き火程度なら安いので十分。
軍手でなんとかなるといえばなんとかなる。
アウトドアテーブルもあるといいぞ!
焚火と食い物を焼くのはセットだ!マストだ!国民の義務だ!
そうすると、食い物を置いておくテーブルは必須!
食べ物に砂が入ると悲しいから、テーブル買っておこう。
さぁ燃やすぞ!流木燃やすぞ!
火起こし準備
まずはチャコスタに細めの流木と文化たきつけを1本入れます。木が太くなればなるほど燃えづらくなるので、最初は細い木から燃やすのが原則です。
そしてチャコスタを大きめの流木の上にセット。何故かと言うと、チャコスタを砂の上に置いてしまうと下の空気穴(楕円みたいな穴)が砂に埋まって塞がってしまうから。煙突効果によって下の穴から空気が供給されて中の木が燃える、という仕組みなのでこの穴が塞がると燃焼効率が落ちてしまうんですねー。
着火
準備が終わったらチャコスタの中に入れた文化たきつけに火をつけてください。晴れの日が続いていれば流木が乾燥していてすぐ火が着きますが、前日が雨だったりするとたきつけ1本では足りないかも。
View this post on Instagram
着火剤だけではなく、木にも火がついて燃えてきたなーと思ったらチャコスタをひっくり返して流木を出しましょう。火傷に気をつけてね!
やなぎ
焚き火で美味しいものを作ろう
超簡単!熾火マシュマロ
串があるといいんですけど、家になかったので菜箸にマシュマロを刺してます。ゆる~い!
焚き火で火がボーボーと出ている間は、こどもにはちょっと危ないかもしれませんが、写真みたいに「赤くはなっているけど火は出ていない」熾火状態になればこどもでも簡単にマシュマロが焼けます。次女は焼けるのが待ちきれないので「刺す、炙る、食べる」という悪・即・斬のリズムでマシュマロを食べています。それ、温かくすらなってないだろ?
焼き芋!
焼き芋も焚き火が熾き火になってから突っ込むんですが、今回は安納芋を用意して本気の焼き芋を作りたかったので焚き火台の上で繊細に加熱しています。
安納芋を焼いたのは初めてだったけれど、すごいよコレ!ぐにゃんぐにゃんに柔らかくなって、箸を刺すと中から蜜が溢れてくるの!スゴい!めっちゃ美味い!!店で買うより美味い!
View this post on Instagram
使っている焚き火台はLOGOSのピラミッドTAKIBI。焚き火台と言いつつも100均で売ってる網を乗せればバーベキューもできる優れもの。
キャンプ場など直火禁止の場所で焚き火するにはこういう台が必要なんですけど、海でばっかり焚き火しているからコイツでちゃんと焚き火したこと無い。
娘たちの反応は?
長女(小1)はもう、さすがボクの娘ということで、焚き火大好き。目を輝かせながら流木とマシュマロを燃やしています。そして焼き芋を頬張りながら海へ向かって「うーーーーまーーーーいーーーーー!!!」と叫んでいます。ミスター味っ子かお前は。
次女(年少)は焚き火自体にそれほど興味はないけれど、マシュマロとか焼き芋とか美味しいものが食べれるし、海岸で遊べるので喜んでついてくる感じ。火の怖さみたいのが良くわかっていないので、ちょっと気をつけて見ていないとダメですね。
これはもう、絶対おすすめ。人気のない海で自然と肌寒さを感じながら焚き火で暖をとる。これ最高。季節外れの海でやる焚き火は大人も子どもも楽しめる簡単らくちんアクティビティですよ!
それと『ゆるキャン』ですが、その名の通り予定調和のゆるーい日常系なので、疲れているときでも精神に負荷をかけることなく脳みそを空にしたまま視聴できる素晴らしいアニメです。仕事から帰ってきて夕飯を食べながら視聴するのがオススメ!U-NEXTで観れるよ☆