スタート前
会場まで
05:00起床
快晴だが風が強い。風速6,7mくらい?
寝起きでガツガツ食べれないタイプなので、バナナと牛乳だけで朝食を済ませる
食べたものがエネルギーとして使えるようになるのに相当時間がかかるらしいので、朝はもっとちゃんと食べておくべきだったかも。(今回ハンガーノックになったわけではないけれど)
スタート地点 新潟市陸上競技場
05:50 会場到着
スタッフの方が準備している。参加者もちらほら。
6時前でも建屋の中には入れるのでトイレも使用できるし自動販売機で水分補給も可能。
手荷物預かりも6時過ぎくらいから始まった。
ビブショーツだと個室トイレでしか用を足せないのがネックだよねぇ
ビブじゃないレーパンも買うべきだろうか…
06:20 受付開始
事前配布された「参加受理証」を渡すだけの超簡単受付。
そして受付が終わると同時にSAVASのプロテインバーとVAAMの粉ドリンクを貰ってしまう
ありがてぇ!
スタートから第一AIDの『いわむろや』まで
06:30 時間通りに第1組がスタート
海沿いに出るまでは信号も多いし団子状態が続く。
普段一人でしか走ってないのでみんなの手信号にびっくりしつつ、どんな意味だったか思い出す。
集団で走るのが初めての人は事前に手信号を覚えておいたほうがいいよね。
初見でもなんとなく意味はわかると思うけど。
後ろに向けて手をパーにするのと、グッパーグッパーするのって違う意味なの?
どっちも「止まるぜー」って意味じゃないの?
海岸沿いを走ることがほとんど無いので新鮮な気分。
角田のラウンドアバウトを越えてすぐに『かくだ村』という直売所があり、そこに自販機もあるので水分補給ができる。
「いわむろや」まで給水できる場所が無いんじゃないかと思っていたけど大丈夫だった。
25kmくらい?
角田岬に最初の登りがあって数十mほど上がるんだけど、距離も大したことはなく一瞬で終わる。
30kmぐらいの五福トンネルまでが2回目にして本コース最後の登り。
100mも登らないのでここも大したことは無い。
あとは山を下って「いわむろや」へ…
いわむろや
08:18 いわむろや到着
豆腐プリンと栗羊羹を貰って口に放り込む。
初めて食べたが旨いね。しみるわぁ
ドリンクは水と麦茶。
佐渡ロングライドと長岡チャレンジサイクリングはスポーツドリンクもあったと思うんだけど、新潟シティライドには無いのね…
もっとカロリーが欲しい…
屋外のトイレは行列ができてたけど、建屋内のトイレは混んでなかった。
建屋の中まで入ってきた人がほとんどいなかったみたい。
「いわむろや」から「うららこすど」まで
いわむろや以降はぶっちゃけて言うと「田園広がるいつもの新潟の風景」なので、景観的に面白いところは無い。
新潟ってどこいってもこんな風景だよな…みたいなのがゴールまで続く。
新潟市内のすべての区を通って一周するというコンセプトは理解できるんだけど、そのコースに魅力があるのか?と聞かれると「うーーーん……」って感じ。
うららこすど
09:53 うららこすど到着
体力的には余裕。まだまだ全然イケそうな感じだけどここで昼食タイム。
カレーとバナナとシャーベット?だったかな?
以前はすごいボリュームだったみたいだけど、今回は普通。
普通というか少な目?
もっと食いたい。金を追加で払ってもいいからおかわりしたい。
食い足りなかったのでスタートでもらったプロテインバーを食べて、VAAMも飲んでカロリー補給。
「うららこすど」から「横越総合体育館」へ
70kmを越えたあたりから、膝の裏に違和感が…
膝の裏!?
今までこんなところが痛くなったこと一度も無いんだけど!?なぜ??
佐渡ロングライドで100km走ったときも体の痛みなんて出なかったのに。
もしかして2週間前にサドルを上げたのが原因!?
うへぇ…絶対それだわ…
終わったぁ…もう終わった…膝の裏いてぇ…
という状況だったんだけど、家に帰るにも結局自転車漕がないといけないので泣く泣く走り続ける。
足が一回転するごとにビキン!ビキン!ってするのに!
横越総合体育館
11:18 ひぃひぃ言いながらチェックポイント「横越総合体育館」に到着。
生まれたての小鹿みたいに足がプルプルしてる。
「これもう無理でしょ?歩くのもしんどいんですけど?」と思いながらベンチで休憩していたんだけど、周りをよく見るとご年配の方も結構いるんですよね。60代とか70代ぽい人もちらほら。
しかもボクより全然ピンピンしてる。
「いやー!結構ツラいですねー!!!」みたいなことを仲間と言い合ってるけど、めっちゃ笑顔。マジですか。体力ありすぎじゃないですか。
「横越総合体育館」から「ビュー福島潟」まで
この区間は追い風だった記憶があるだけど、追い風を感じられる区間がこれっぽっちっておかしくない?
コースの7割くらいが強風かつ向かい風だった気がする。ひどい。
「雨降ってもいいから風が弱いほうがよかったわ」なんて考えながら足に極力負荷をかけないようソロりソロりとペダルを踏む。
途中から痛みが減ってきたような気がしたんだけど、痛みが減る要素が無いのに痛くなくなってくるって逆にやばくね?一番やばいヤツじゃね?
ボクは一体なにをしてるんだ…?
苦行??
と自問自答をしてるうちに「ビュー福島潟」に到着。
どんなコースを走ってたのかという記憶はない。
ビュー福島潟
12:10 ビュー福島潟到着
限界を超えているがサブレとクレープと人参ジュースを食す。
写真は残ってるけどサブレがどんなのだったか記憶にない。
台風か!ってぐらいの風がビュービュー吹いてて「これからはこの向かい風の中を走るのか」という絶望に飲み込まれる。
そして気づくといつも弱虫ペダルコスプレの人がいる。
うららこすどからずっといるな…
「ビュー福島潟」から「下山スポーツセンター」
え・・・?
腕が・・・痛い・・・?
膝の裏に加えて腕までも・・・?
なぜ?
腕ってべつにサイクリングに貢献してなくない?
何でお前まで裏切ってんの?
膝の裏はわかるよ?
サドル上げたせいで普段と違う筋肉が使われてるんだろうなって。
でもさぁ!お前は違うじゃん?お前はいつも通りじゃん。
佐渡で100km走ったときも余裕だったじゃん。
腕「……8年前」
え?
腕「佐渡を走ったのは8年前…」
老いって…こと?
もう100kmすら上半身を支えてられないって…コト!?
満身創痍ですわ。
ただのロングライドイベントに参加しただけなのに割と深刻な満身創痍。
甘かったかーー
一か月ちょいのトレーニングでいきなり100kmは無謀だったかなぁ???
なんでボクは金を払ってこんな辛い思いをしてんのかなぁ???
下山スポーツセンター
13:47 満身創痍で下山スポーツセンター到着
幻覚でなければここにはスポーツドリンクの補給があったような気がする。
手頃な椅子も日陰も無いのでここで休憩するよりは早くゴールした方がいいと思うものの、なかなか踏ん切りがつかない。
「下山スポーツセンター」からゴールまで
普段あれだけ憎いと思っていた信号機が恋しい。
ありとあらゆる交差点に信号が有ってほしい。
なんなら全ての信号が赤になってほしい。
頼む。休ませてくれ。みんな…ボクを置いていかないで。(風除け的な意味で)
まさか人生でこんな日が来ることになろうとは…
なかなかいなくない?信号が赤になるのを願う人。
こんなボロボロになって自転車漕いでる人。
どんだけボロボロかというと、新潟みなとトンネルの緩い登りですら死にそうになるくらい。
みなとトンネルを抜けた瞬間あやうくゴールしそうになっちゃったよね。
夏影が聴こえた(幻聴)
感動のゴール
14:30 感動のゴール
狙撃された負傷兵のような足取りで完走証を受け取り、電光石火で妻へ電話。
「車で迎えにきて…」
「えーー、外出中だからそっち行くまでに1時間以上かかるよ?」
「何時間でも待つ…というか待つことしかできねぇ…」
とりあえず自走しなくてよくなったので心が軽くなり辺りを見渡す余裕も生まれる。
なんだか腹も減っているのでキッチンカーも覗いてみたところ…
どこもかしこも「かき氷」ばっかり!
炭水化物とか脂質的なものがあまり無く、メニューにあってもほとんど売り切れてる。
まだ14:30だよ?
これから帰ってくる人もたくさんいるのに。
悲しい教訓。トップ勢以外はキッチンカーの食い物はあてにしちゃダメ。
試乗コーナーがあったので気になっていたGUSTOのDURO EVOに載ってみる。
よくわからんが、たぶんスゴい。ふわっとしたスゴさを感じる。ような気がする。
電動のコンポがウィンウィンしてたし(GUSTO関係ない)。
カラーなんだけどゴールドの部分がさ、ゴールドっていうより黄色っぽいんだよね。
もうちょっとくすんだ感じの高級感あるゴールドだと完璧なんだけどなぁ。
フレームの形状は好きなんだよ。ピナレロっぽい感じ?
カラーがなぁ…
60万ならピナレロのプリンスが候補に入るんだよなぁ…
新車欲しいんだよね
総括!
舐めてました!
120kmくらい適当にやっててもなんとかなるっしょ!って舐めてました!
あとイベント直前にポジション調整なんてするなっつー話ですよ。
もう絶対しない。
トラウマ。
反省はここまでにしてロングライドイベントとしての新潟シティライドの感想なんだけど、
体へのダメージを抜きにしても「ぶっちゃけそんなに面白くはない」ってのが正直なところ。
インパクトっていうんですか?
キャッチーな魅力が特に無い。
佐渡ロングライドや越後長岡チャレンジサイクリングは景観的な美しさもあるし、信号も自動車もほとんど無いという「自転車での走りやすさ」といった面での魅力もあるけれど、残念ながら新潟シティライドにはどちらも無い。
ただ長いだけ。
もう一度参加したい!と思えるようなフックが無い。
なんかこう…独自性?アピールできる要素が欲しいよね