ここ最近、長女(小2)と一緒に色んなプログラミングスクールの体験に行っていまして、その流れで見つけた教室なんですけど、
やなぎ
そもそもね、「ロボット教室」っていう単語がまず面白いね。(そこ!?)
未来だよ未来!未来を感じるワード。
ヒューマンアカデミーのロボット教室?プログラミングしないの?
プログラミングもするんだけど、プログラミングが主ではない。
ロボット(ハードウェア)とプログラミング(ソフトウェア)の両輪がコンセプトのようで、自分の作ったロボットをどのように制御するか、っていうのが1つのパッケージになっている。
なので、物理的にロボットを作るっていうパートに非常に大きなリソースを割いていて、ギア(歯車)が噛み合い方が動きにどのような影響を与えるのか、みたいな工学的な部分がダイレクトに理解できて超面白い。
やなぎ
ちなみにコースはプライマリ、ベーシック、ミドル、アドバンスとあって、プログラミングするのはミドルから。
プライマリとベーシックはプログラミング無しで、モーターのON、OFFで動くロボットの作成オンリー。
教材はヒューマンアカデミーのオリジナル
ブロックでロボット作ってプログラミングというと、SONYの『KOOV(クーブ)』を使っているところも多いけれど、ヒューマンアカデミーは東京大学 先端科学技術研究センター 特任准教授の高橋 智隆(イケメンロボットクリエイター)が監修して作成したオリジナルキットを使用。
なので、入会しないとキットが買えません。
『KOOV(クーブ)』の方は光センサ、赤外線センサ、加速度センサと様々なセンサが付属しているのがわかるんだけど、ヒューマンアカデミーのほうが具体的にどんなのが組み込めるのかよくわかんなかったな。
ロボットの動きを見てると同じようなセンサー積んでるんだろうけど。
作り的にはこっちの方がしっかりしてる感じがある。
設計図を見てロボットを組み立てる
プラボックスの中にぎっちりパーツが入っているので、設計図を見ながら組み立てていく。
今回は体験ということでプライマリコースのロボットを作成。設計図はこんな感じ。
これがベーシックの設計図(下の画像)になると、難易度がちょっと高くなる。
ロボットにはモーターが組み込まれているので、スイッチを入れると動きだす。今回つくったロボットはこんな感じ。
今にも倒れそうな歩き方なのに、なんで倒れないんだ…不思議だ…
ぎこちない動きが逆に可愛いな…
今のうちに遊びながら悩んでおけ!勉強の必要性が実感できるだろう
ロボットが思った通りに動かない。
それは重心や摩擦、慣性、機構、電気や音、光の特性を上手く利用できてないからで、こういうことを遊びの中で悩んだ経験があれば、勉強する意義みたいなものを自分で実感できるんじゃないかとボクは思う。
逆に、慣性で悩む必要がない人間に慣性を教えてもピンとこないのは当たり前。
モーターを停止させたのに、なんでロボットはすぐ止まらずに倒れるんだよ!
って困ったことがある人間は慣性について楽しんで学べると思うし、こういうことで困るような経験をどれだけさせてあげられるかが親の仕事のような感じもする(たまに意識高いところを出してくるスタイル)。
というわけで、このロボット作りが素晴らしい教育になることは疑いようの無い事実なんで、子供のやる気と料金に折り合いがつくなら是非おすすめしたいところではある。
やなぎ
教育どうこうは置いておいて、単純に面白い。
あーだこーだ言ってはみたんですけど、ロボット作るのって純粋に面白い体験じゃないですか。言われなくても。
うちの長女は本当に黙々とロボット作り続けてましたよ。ボクの方なんて一度も見ることなく…
なので勉強うんぬんは置いておいてですね、普通に遊びにいけばいいと思う…。ヒューマンアカデミーには怒られるかもしれないけど…
次の休みなにするー?何して遊ぶー?って悩んだときの選択肢として、ロボット教室の体験ってのは全然有りというかむしろオススメできるレベル。
関連情報
今回ボクが行ったところ
ヒューマンアカデミー ロボット教室 新潟中山 名学館中山校
ヒューマンアカデミーロボット教室は新潟のそこらじゅうにあるので、くわしくは教室検索で探してちょうだい。
新潟中山校の先生は妙に腹から声が出ていて理系ぽくないところに笑ってしまった。ロボット制作の場に似つかわしくない声のハリが。ここは劇団か?って感じ。
公式サイト
ロボット教室全国大会
年に一度、東大でロボットのコンテストがあるとのこと。